ラクトフェリンは出産後の初乳に含まれる成分ですが、様々の働きがあると言われています。そのなかから、ダイエット効果について紹介してみます。
ラクトフェリンは、新鮮な牛乳にも含まれていますが、赤ちゃんを産んだお母さんの初乳に多く含まれています。生まれたばかりの赤ちゃんに授乳するため、貴重な成分が多く含まれていますが、ラクトフェリンはその中の一つの成分です。ラクトフェリンは、赤い色をしているため「赤いタンパク質」とも呼ばれています。このラクトフェリンで、ダイエット効果が期待できるのでしょうか。
ラクトフェリンは、1939年に牛乳に含まれているタンパク質として発見されました。人を含む哺乳類に含まれている成分ですが、とくに出産直後3日間の母乳に多く含まれています。生まれたての赤ちゃんは、抵抗力がありません。このためラクトフェリンは、細菌やウイルスに対する免疫力を高める作用をします。また善玉菌を増やしたり、鉄分の吸収を高める働きもします。
ラクトフェリンのダイエット効果は、コレステロールの抑制機能です。コレステロールは善玉と悪玉がありますが、体に必要な成分です。ただし過剰に摂りすぎ高コレステロール状態となると、体に良くない影響を与えます。血管を弱らせたり血流を妨げたりします。また、肥満の原因ともなります。このコレステロールをコントロールするために、ラクトフェリンの作用が役立ちます。
メタボ健診のスタートで内臓脂肪が注目されています。内臓脂肪が溜まると、お腹の周りが大きくなりますが、内臓器官を脂肪が取り巻くことになります。これは単に肥満だけの問題ではなく、生活習慣病といわれる疾患の要因ともなります。ラクトフェリンの働きは、この内臓脂肪を低減させる効果があると発表されました。
ライオンと国立がんセンター研究所の共同研究で実証されたラクトフェリンの働きは、学会でも発表されました。報告によると、ウエストサイズは4%減り、内臓脂肪面積は22%減ったといいます。ウエスト92cmが2ヶ月で87.3cmになるわけですから、ダイエット効果も大きいと言えます。
ラクトフェリンは、実に多くのところで有効に働きます。直接的には内臓脂肪を減らしますが、その結果、高血圧や高血糖、脂質異常を予防することになります。さらに、抗酸化作用の促進、整腸作用、抗ウイルス作用など、健康維持に必要なことばかりです。
ラクトフェリンを活用することで、ダイエットもでき健康アップもできます。まさに母から子に与えられる健康成分ですね。
ラクトフェリンは、新鮮な牛乳にも含まれていますが、安定して摂るためにはサプリメントが便利です。ラクトフェリンはタンパク質ですが、そのまま摂取しても胃液のタンパク質分解酵素(ペプシン)で分解されてしまいます。そのためにも、分解されないように加工されたサプリメントが有効です。
その他米国製のラクトフェリンや健康ショップ通販ショップにも多くのラクトフェリン製品が発売されています。